南相馬に行ってきました

東日本大震災から、もうすぐ5か月。

昨年の夏、当財団で行った「親子キャンプ」で南相馬市を訪れ、現地の方々には大変お世話になりました。

「来年は、絶対に野馬追に来ます!」と約束していたのに、あの震災 … そして原発事故。

何かできることはないかとずっと考えていたのですが、ようやく小さなお手伝いをしてくることができました。


いつもなら相馬野馬追の行われる7月23~24日、今年は規模を縮小しての実施となり、テレビのニュースでご覧になった方も多かったと思います。

我々がお世話になった原町区では、23日の晩には「はらのまち駅」前の道路で大々的な盆踊りが毎年行われていたそうですが、それが今年は中止になったため、地元有志の企画で「まちなかひろば 夏祭り」が催されました。

そのお手伝いに、21~24日の間、行ってきました。

当日はあいにくのお天気だったのですが、小雨の中大勢の方が集まり、ひろばに手作りされたやぐらのまわりで踊る人、それを静かに眺める人、人、人 … とてもあたたかい時間と場所になりました。

          盆踊り

準備をしていた2日間は子どもの姿を見かけることが一度もなかったのですが、お祭り当日はたくさんの子どもたちも集まってきました。

ヨーヨー釣りをしたり、懲りずに何度も射的をしたり、ラムネを飲んでビー玉をくれたり、いつもと変わらない子どもたちの姿がそこにはありました。

でも、中にはマスクをしてる子がいて、この子どもたち全員が、5年後、10年後、果たして元気に成長した姿で同じようにこの場所にいられるのだろうかと考えたら、とても複雑な思いになりました。

千年続いてきたという長い歴史をもつ野馬追を、「来年は復活させたい」という人がいれば、「もう無理だろう」という人がいる …

「地震と津波だけだったら、前向きに考えられるんだよ。原発事故さえなければ …」という言葉を、何度も聴きました。

本当に皆さんの抱えている問題は、大きくて深くてはかりしれないと思いました。


帰京の日には、海岸近くを案内していただいたので、その様子はまた次回アップします。



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